日々の街頭演説より ⑤寛容な社会と草の根からの民主主義

日々の街頭演説より

日々の街頭演説より 立憲民主党の目指す「寛容な社会」とは?「草の根からの民主主義」とは?

 私たち立憲民主党が目指す「寛容な社会」、それは国民一人一人がお互いに認め合い支え合う社会です。「多様性を認める」・「分かち合い、支え合う」というキーワードで表現することもあります。

 ヘイトスピーチに代表されるような、自分とちがう出自や考え方の人を攻撃する「不寛容」な立場と対比して考えていただくと分かりやすいかもしれません。

 昨年、民進党が分裂したときには応援していただいている後援者の意見も割れており、私も相当悩みましたが、一旦は無所属で活動することにいたしました。そして半年ほど無所属で活動した後、立憲民主党から公認を受けることとなり、左京区でただ一人の立憲民主党の予定候補者として今日まで政治活動を続けて参りました。

 立憲民主党は昨年立ち上がったばかりの新しい政党です。今回の統一地方選では候補者を擁立できなかった地域が数多くあるなど、まだまだ地方組織が脆弱です。私の実感として、現状では政党として地域に根付けていないと思います。

 しかし私は「多様性を認め、分かち合い、支え合う」という立憲民主党の描く社会像は、これからの日本が目指すべき道であると信じています。今日はそれを私なりの理解でお話させていただきます。

 自分と出自や考え方のちがう人を排除しない。一人一人が自分の意見を言うことができ、生きづらさを感じない。これが「多様性を認める」社会だと思います。

 残念なことですが、社会的弱者あるいは少数者に対し、少なからず差別があるのが現状です。外国人労働者の受け入れなど、新しく議論になっている問題も含めて、積極的に取り組んで参りたいと思います。

 税金による富の再分配を適切に進め、経済的な格差の問題を解決する。これが私の考える「分かち合い、支え合う」社会です。これは「貧困がかわいそうだから」ではありません。

 貧困を原因とした教育格差や所得格差、これが連鎖すれば必ず社会のなかに大きな断絶と対立を生みます。経済学の研究でも、貧困を放置すればかえって生活保護など社会保障費の増加をまねくという指摘がなされています。社会全体で助け合うべき問題ととらえて、対策を講じなければなりません。

 立憲民主党が標榜する「草の根からの民主主義」において、地方議員が担う役割は非常に大きいと私は考えております。地方議員が地域の声を聞き、その声を京都市や国に届けていく。その積み重ねが草の根からの民主主義を形作っていくのだと思います。

 そしてそれはまさに、地方自治・住民自治の根幹となる考えです。

 市民の政治参加の機会を増やす。これは私が訴え続けていることでもあります。

 地域の事情を一番よく知っている地域の方に、政策決定に関わっていただく。そのためにはまず、これまでの「政治はお上のすること」という考えを捨て、「政治は私たちのすること」という考えに転換していかなければなりません。

 選挙に行って支持する候補者に投票する、それだけで終わってしまってはもったいない。もっと日頃から政治を身近に感じていただき、自分たちが政治を動かすという自覚をもっていただく。そして市民の皆様からもっともっと能動的に京都市へ働きかけていただく。そのための土台作りをやりたいと思っております。